老後資金の話①
皆様こんにちは!
今回は老後資金のお話です
【老後資金の話①】
皆様は老後の生活に不安はありませんか?
老後の2000万円問題が一時期話題になりましたが「全く心配ない!」といえる方は少ないのではないでしょうか!?
そこには今と昔では周りの環境が大きく変わったことが影響しています。
一昔前は、現役中は終身雇用・定期昇給で生活が自然と良くなり、リタイア後は充実した退職金に手厚い年金、さらに定額負担の医療制度があり、定年まで働けば安心という時代でした。
今は、非正規雇用やアルバイト採用の増加、正社員でも定期昇給なし。定年時の退職金も期待できず、年金だけでは生活が難しくなりつつあります。
また資産形成の環境も変わってきております。
私が子供のころは、郵便局にお年玉を貯めておくだけで、成人した時には倍額くらいになっていて大変嬉しかったことを思い出します。
日本全体の金利もよく、定期預金で5~7%の時代もありました。
5%の金利だと14年で元本が倍になります(72の法則)
そんな時代は、安全資産の預貯金に20~30年預けておくだけで資産形成することができました。一方現在は5年定期預金の金利は0.01%です。
この金利で元本を倍にするには7200年間かかります。
そのお金も、物価が上昇すると相対的に価値が下がっていきます。
ここ20年間デフレと言われ物の価値が上がっていないという印象をお持ちの方も多いですが、物価は着実に上がっています。
例えば私が子供のころ(昭和50年生まれ)は自動販売機のコカ・コーラの500MLは100円でした。その後130円、150円と上がり、現在では180円で販売されています。
世界全体で物価上昇の流れの中で、金融機関に置いているだけでは目減りしてくことは確実かと思います。
社会環境も変わっていますので、老後資金を貯める資産形成の方法も今まで通りではうまくいかないのではないでしょうか。
来月は、時代の変化に対応するための資産形成の方法について解説いたします。
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2023月6月8日時点のものです。商品改定等により補償内容等が異なる場合がございます。