自動車保険のお話『車両保険』
皆様、こんにちは。今回は自動車保険『車両保険』についてです!
Aさん「以前私の知り合いのCさんが山道を走っていたら鹿が飛び出してきて車が壊れた事故があったんです」
Bさん「それは大変ですね。でも車両保険に入っていたんでしょ。だったら心配ないんじゃないの?」
Aさん「そう思っていたのだけど、その時保険を使えないって言われたらしいの」
Bさん「そうなんですか?!」
Aさん「【エコノミータイプ】の車両保険だったみたいで、動物との衝突では 車を修理する費用が出ない内容だったようで・・・」
皆様の周りでもこのようなことはございませんでしたか?自動車の車両保険には「一般タイプ」と「エコノミータイプ」がございます。その違いをご存じでしょうか?
一般タイプだと、オールリスクで相手のいない自損事故も対象になりますが、エコノミータイプだと「相手自動車がいる事故」や「火事や台風といった自然災害」などに限定されるので、いざという時に車の修理代が出ず困ってしまうこともあります。
(例えば「相手が動物」とか、「駐車場に停めていた際に当て逃げされて、相手が特定できない場合」等)
東京海上では2021年4月からエコノミータイプでも、「山道を走っていて動物とぶつかった時」や「走行中に当て逃げにあって車が破損した時など相手が特定できない場合」も車の修理費用が出るように変更されました。
もう少し細かく申し上げますと、エコノミータイプですと相手が「人」や「自転車」だった場合は修理費が出ないとか、一般タイプは「オールリスク」と言われていますが、「地震や津波」は対象にならない等の注意点がございます。
最後に、一見すると同じような自動車保険ですが、保険会社によって保険金の出る範囲が異なります。
ご自身の保険に不安を感じられましたら、弊社までお気軽にご相談くださいませ!
2022月3月28日時点のものです。商品改定等により補償内容等が異なる場合がございます。